京都の職人が織り上げた数珠袋
香華堂よりすぐりの高級織物地を使用した、京都製の高級数珠袋です。
金糸を織り込み七宝菊華紋を織り出した豪華で上質な織生地は、小型の袋物であっても大人の手元に相応しい品格を醸し出してくれます。
お土産物屋さんにあるような数珠袋では、作りが単なる平袋であるために、数珠など厚みのあるものを入れるとボタンが止まらない、という事もよく聞きます。こちらのお品はしっかりマチがとられていますので数珠が入れやすく、無理なく収納できるため房などを痛めにくいつくりとなっております。
また、内蔵された内ポケットには名刺や清め塩なども入れることができ、とても便利。油とり紙やティッシュハンカチ、各種ICカードなどを入れ、筥迫(はこせこ)のように胸元や帯に挟んで使用しても美しく便利。また、バッグ内の小物ポーチとして使用するにも使い勝手のよい構造になっています。
止め具がマグネット式なので、コハゼ式やスナップボタン式のものより簡単に開閉でき、マジックテープのうるさい音もなくスマートにお使いいただけます。
【文様についての説明】
そもそもは、同じ大きさの円の円周を四分の一ずつ重ねて繋いでいく文様を、有職文では「輪違(わちがい)」と呼びました。古くは「四方襷(しほうたすき)」という呼び名もあったため、その「四方(しほう)」が「七宝(しっぽう)」へと変化したといいます。
この輪を重ねて描き出された円紡錘を連続し、規則正しく配列すれば「七宝繋ぎ(しっぽうつなぎ)」となり、無限に連鎖する様子から「相関しあい繋がるご縁」、またそのように平和や円満が永らえるように、という願いを込めた吉祥紋であり、その音から仏教の経典(無量寿経、法華経)の中で貴重とされる七種の宝と縁起付け、「様々な財宝を意味する招福文様」「無限の子孫繁栄を願う」などの意味も持つとも言われています。
また、菊は日本書紀に書かれる「菊理媛神」と神名の一部に現れるように、昔からある日本の秋の花の代表格でもあります。ちいさな菊の花を束ねる異で呼ばれた「ククリ(括り)」が転じて「キク」となったいう説も。中国ではその高潔な美しさが君子に似るとされ、梅、竹、蘭と共に「四君子」と謳われます。また、重陽の節会に飲む菊酒は、不老長寿や邪気払いの効能がある霊薬と信じられました。その文様は菊の高潔さで邪気や魔を払えるように、また、長命延寿を願う吉祥紋として、古来より長く愛されています。
○ ご注意ください ○
生地の裁断位置によって、商品画像とは柄の出方が異なる場合がございます。製品の性質上避けられないことですので、その旨あらかじめご了承いただけますよう宜しくお願い申し上げます。

大きさ(閉じた時)	約15cm×9cm 厚み約1cm
仕様	マグネットボタン
生産	国産 日本製
素材	化繊
外装	透明OPP袋入り ※専用紙箱はこちらで別途ご購入下さい ※専用桐箱はこちらで別途ご購入下さい

■この数珠袋に収納できる数珠のサイズ■
---各宗派の在家用片手(単輪)数珠---------
・全てのお子様片手数珠
・全ての女性用片手数珠
・ほぼ全ての男性用片手数珠
・ほぼ全ての8寸/尺0の女性用振分(八宗用二輪)数珠
---各宗派の在家用本式数珠---------------
・浄土宗以外の、房を除く全長が30cm以内の本連
・八寸六万浄土(浄土宗本式数珠の女性用)
・三万浄土は入りません。
※尺(主玉部分のサイズ)に対し、玉自体が極端に大きかったり歪な形のもの(例えば金剛菩提樹などの種子や何か造形物を象った玉)は必ずしも入るとは限りません。

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